道内散歩 第4回 2004/10/10 札幌−新十津川

第4回は前回日高本線とどちらにしようか迷った札沼線にしました(桑園−新十津川)にしました。
この札沼線は過去には石狩沼田(空知管内沼田町)まで通じていた(そのため(幌)(田)線と呼ばれる)のですが、1972年6月19日に新十津川−石狩沼田間が部分廃止となってしまいました。

札幌発09時55分の石狩当別行き普通列車(553D、キハ143−155他3両編成)に乗りました。2004年現在札幌−新十津川間の直通列車はありません(実際には07時04分発の535Dが石狩当別で先頭の1両が5423Dとなりそのまま新十津川まで行く等、実質直通となっているのはあります)。
石狩当別には予定通り10時41分着。ホームに出て新十津川行きの5425Dを待ちます。
11時15分発の新十津川行き普通列車(5425D,キハ40−402)に乗り新十津川を目指します。
この日はどこに行っても雲が多く太陽の姿を見ることが出来ない天気でした。
行き会う列車も無く、12時38分新十津川着。
途中の線路脇には所々に林(鉄道林)があるのですが、かなりの数の木が9月に上陸した台風18号の強風で倒れていました(写真参照)。
昼食を摂ろうと思いましたが、帰りの石狩当別行き普通列車(5428D)の発車までは18分しかありません。しかも駅の周りには食事を摂れそうなところは見当たりません。(こんなことなら石狩当別駅近くの店で食料を仕入れておけば良かったと少々後悔)
仕方なく空腹を抱えたまま、先ほど乗ってきた列車の折り返しとなる12時56分発石狩当別行き普通列車(5428D)に乗ります。
このまま乗っていると石狩当別には14時18分着ですが、札幌行き普通列車(574D)の発車迄の待ち合わせが11分しかありません。これでは食事を摂っている暇がありません。
幸いにも途中の石狩月形駅(月形町)から歩いて行けるところに月形温泉(湯里花郷:ゆりかご)があります。ここでは日帰り入浴が出来ますし、食堂もあります。
というわけで石狩月形で途中下車して温泉に入ることにしました。
温泉に浸かりその後食事も摂って落ち着いたので、石狩月形16時33分発の浦臼発石狩当別行き普通列車(5430D)に乗りました。この列車は先に乗った5428Dが石狩当別で折り返して浦臼行きの5427Dになり、それが浦臼で折り返してきたものでした。このため新十津川から石狩当別迄は途中下車したにも関わらず同じ車両に乗ることになりました。
乗っていて気付いたのですが、この札沼線の無人駅の駅舎も使わなくなった車両を再利用したものがありました(下の写真は中小屋駅)。ただ、前回の日高本線に比べると少なかった感じです。
時刻表通り17時06分に石狩当別着。そのまま向かい側のホームに入線していた17時11分発札幌行き普通列車(590D)に乗り17時54分札幌着。
往復8時間43分程の散歩でした。この散歩で今まで乗ったことの無かった札沼線全線に乗ることが出来ました。

散歩切符
出発前の札幌駅にて 風倒木 風倒木 月形温泉 新十津川駅時刻表 石狩月形駅に入線する5430D 中小屋駅舎
 

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