道内散歩 第3回 2004/09/05 札幌−様似

第3回はかねてから乗ってみたかった日高本線(苫小牧−様似)にしました。実は札沼線と日高本線のどちらにしようか迷ったのですが、当日札幌の天気が良かったので海を見たくなったというのが日高本線にした理由です。

札幌発08時46分の苫小牧行き普通列車(2740M)に乗るつもりでしたが間に合いませんでした(爆)。
苫小牧10時29分発の様似行きに乗るためにはこの後の普通列車では間に合いません。仕方なく09時19分発の函館行き北斗8号(5008D)に乗りました(このために苫小牧往復のSきっぷを購入しました)。
苫小牧には10時02分着。駅には駒澤大学付属苫小牧高校の夏の甲子園での優勝(道内勢初)を祝う横断幕やパネル等の展示がありました。
苫小牧10時29分発の様似行き普通列車(2227D,キハ40−356)に乗り様似を目指します。
札幌は良い天気だったのですが、苫小牧近辺から雲が多くなり様似に着くまで曇天でした。
途中鵡川で苫小牧行き普通列車(2228D)と、本桐で同じく苫小牧行きの普通列車(2232D)とすれ違い、13時39分様似着。
昼食を摂ろうと駅を出ましたが周囲には食事の出来そうなお店が見当たりません。駅前の通りを国道まで歩き見回すと「百両」というお店が目に入りました。時間もあまりなかったのでとりあえず入ってみました。
お店に入るとカウンターの脇に「当店のホルモン焼きがTV(北海道ローカルの「どさんこワイド212」)で紹介されました」という内容の張り紙があります。ちょうど他のお客さんがそのホルモン焼きを注文していたので私も注文してみました。
薄手の鉄皿にレバーやホルモン(腸)の細切れと玉葱が載って出てきました。これを直接コンロに載せて焼きます。火を着けてから少々待つとジュージューという食欲をそそる音がし始め、かき混ぜながら焼けるのを待ちます。
玉葱に火が通ったら食べ頃です。いやぁなかなか美味でしたよ、TVで紹介されたのも頷けます。
食事も済んだので、先ほど乗ってきた列車の折り返しとなる14時34分発苫小牧行き普通列車(2236D)に乗り苫小牧を目指します。
この日高本線は2003年の6月に高波で線路の路盤が崩れしばらくの間不通となり(開通は同年10月6日)、鵡川−静内間がバス代行運転となっていました。
たしかに途中の厚賀−大狩部−節婦−新冠間等は海岸のすぐそばに線路がある(というか線路の脇がすでに海)ので、ちょっとした高波でも危ない感じがしました。
この日も波が少々うねっていて防波堤にぶつかった波が時折高くまでしぶきを上げていましたし、その際海水に一部が防波堤を越えてきていました(下の写真をご覧になって下さい)。
風が強くなる等してもうちょっと波が高くなれば線路まで達するのではないかと心配になりました。
乗っていて気付いたのですが、この日高本線にある無人駅の駅舎は使わなくなった車両を再利用したものが多くありました(下の写真は節婦駅)。
帰路も途中4箇所で行合い列車とすれ違い(本桐(2231D)、静内(2233D)、日高門別(2235D)、鵡川(2237D))、17時54分に苫小牧着。
苫小牧18時28分発の手稲行き普通列車(2827M、731系電車)に乗り、札幌に向かい19時37分札幌着。
往復8時間18分程の散歩でした。この散歩で今まで乗ったことの無かった日高本線全線に乗ることが出来ました。

散歩切符
出発前の札幌駅にて 苫小牧駅にて ホルモン焼き 波しぶき 波しぶきその2 節婦駅舎 静内駅にて
 

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