大雪高原温泉・大雪高原山荘

所在地:上川郡上川町層雲峡

大雪山系の東側、標高1350mの高さにあり、道内では最も高い場所にある温泉施設。
泉質は「酸性硫化水素泉(緊張性低張高温泉)」であり、泉温は摂氏96度と非常に高い。
湯量は自然湧出で約200L/分。
泉温が高いので一度タンクに溜めて冷ましているとのことだが、気温が高いときのみ加水しているとの表記あり。
そのお湯を循環ろ過などせずに掛け流している。
泉質からも想像できる通り硫黄臭が強く、出てからしばらくは臭いが残る。
そのせいか私が入った日(2005年8月21日)は気温が低めでしかも時折雨が降る天候だったにも関わらず、
外にいても身体が冷えることは無かった。参考までに標高が約1000m下の上川町(標高324m)のこの日の最高気温は21.7度。
(帰る途中大函付近で車両火災に遭遇し通報した関係で雨の降る国道の駐車帯に少々立っていたが寒くなかった。)
この辺りは豪雪地帯なので冬季間(10月〜4月)は営業をしていない。
山の奥なので携帯電話は当然圏外で、さらにTV放送の受信も出来ないらしい。電話は建物入り口に公衆電話がある。
日帰り入浴料は700円(内入湯税150円)。

旭川市内から国道39号線を進み、層雲峡温泉街・大函を過ぎ、大雪トンネル直前の分岐を右折し国道273号線に入る。
札幌方面や稚内方面から行く場合は道央自動車道の比布ジャンクションから旭川紋別自動車道に入り、
愛山上川上川層雲峡インターチェンジで降りて国道39号線に入る手もある。
国道273号線に入り大雪ダムの上を通り樹海トンネルを抜け、6Km弱進むと高原大橋の手前に林道との分岐があるのでそこを右折。
そこから石狩川沿いに3.7Km程進むと再度右への分岐がある(ただし車は直進できない)のでそこを右折し、
ここからはヤンベタップ川沿いに6.3Km程進むと着く。
旭川4条6丁目の国道39号線起点からの距離は約92.7Km。
林道を約10Km程通ることになるが、未舗装のうえ道幅が狭く(途中の分岐からさらに狭く)なるので、対向車には十分注意する必要がある。
また路肩が弱いので道の端は通らないほうが良い。特に雨が降っている時や雨上がりは要注意。

国道273号線と林道の分岐点(大雪ダム方向から撮影)。

分岐点にある看板。書いてある通りここからほぼ10Km程入ることになる。

国道との分岐点から3.7Km程の地点から見た石狩川。
写真奥が国道273号線方向。

上の写真のところにある看板。ここを右折して6.3Km程で着く。

途中にある看板。このような看板が約1Kmおきに設置されている。

帰る途中で撮った道路の写真(奥に向かって下っている)。
このように道が狭い。右に待避所が見えている。この辺りはまだ平坦な内に入る。
行きはこのような道をずっと登っていくことになる。

建物外観。豪雪に耐えるよう頑丈に建てられている。

脱衣所から見た男性用露天風呂。
お湯は手前の岩の上から注がれて、奥側へ溢れ出している。

男性用内湯。奥に見える熊の口からお湯が注がれている。
そのお湯が手前側から溢れ出しているのがお分かりになるだろうか?

男性用内湯から露天風呂へ出る扉。


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